群馬県立館林美術館
先日、高橋靗一氏(第一工房)設計の群馬県立館林美術館に行ってきました。
オープンした時に、当時勤めていた事務所で見学に行きましたが、
今回は家族で行きました。
同じ場所・同じ建物でも、いつ・だれと行くかで、肌で感じる感覚が
全く違うことに驚きました。
独身時代から、結婚し、子供ができ、いろいろな経験を積むことで、
”奥行き”のある人間、そして設計者になりたいと思っています。
まだまだ修行が足りませんが・・・。
円弧を描く建物の前に、芝生のジュータンが広がり、
川や散策路があります。
敷地の周囲には、公園や野球場などがあり、
犬の散歩やウォーキングをしている人が目立ちました。
美術館が町の一部になっていることがうかがえました。
小さな子供がいる方でも、美術館というより、
大きな公園という感覚で行くと、
建物の中に入らなくても楽しめると思います。
子供が虫取りする傍らに芸術がある。
非日常ではなく、日常に芸術を感じられる場が増えると
もっと心が豊かになるのではないかと思います。
なんだかまとまりのない文章になりましたが、
最後に、今回美術館に行くきっかけをくれた
M・Uさんに感謝します。
「建物探訪」カテゴリの記事
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
だいぶごぶさたしております。
久しぶりにこのブログへ来ましたら、美術館のことが書かれていてびっくり!
同僚からも小野様がいらしたことを聞きました。
なかなか事務所の方にお伺いできなくて申し訳ありません。
年内は立て込んできますので、年が明けたらお話を聞きにいこうと計画中です。
お仕事柄やはり高橋靗一氏(第一工房)設計というのはご存知でしたか!ここに縁があるまで、恥ずかしいことに私は名前すら全く知りませんでした・・・。
しかしながら、良いものはよいと肌で感じることが出来れば自然と一般の方も集まってきてくれるものだと思います。(もちろん知識があればもっとおもしろい!)
日常に芸術を感じられるというのはとても素晴らしいことですよね。
もっと大勢の方がこの美術館に来てくださることを願います。
投稿: M・U | 2007年12月 3日 (月) 12時48分
M・Uさん、コメントありがとうございます。
また、会えることを楽しみにしています。
投稿: ONO | 2007年12月 5日 (水) 21時03分