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佐野市にある店舗(蕎麦屋)併用住宅の
改装工事がスタートしました。
築30年近い建物で1階が店舗、2階が住宅です。
1階店舗は小上がり部分のみ改装
高齢化に伴い、座敷よりもテーブル席のニーズがあり
数回の改装時も姿を変えて残してきた小上がりを
テーブル席にすることになりました。
できるだけ現在のイメージを崩したくないため、
大テーブルも2つに分けて再利用、
囲炉裏も残すことにしました。
2階住宅部分はシンプルですがモダンなつくりになっています。
リビングに加え、当時の子供室も床が”絨毯敷”
その他、布クロス・シナベニヤ・塗装仕上げなどを
上手に使い分けています。
子供室出入り口の欄間ガラスは、
横軸回転のバランス式。
ひもで開閉操作するシンプルさ。
このシンプルなディテールがたまりません。
当時の設計者の意図を理解し、
なにより飽きの来ない建物を気に入っているという
お施主様の気持ちを受け止めて、
自分の役目を全うしていきます。
なんと表現したらよいかわかりません。
飲食店のように、おいしかったからまた来るよ!と
リピーターはできても、建物はそうはいきません。
独立時に漠然と考えていたことがあります。
それは一度建てたお施主様が2・30年後に
リフォームをするからとか、子供が家を建てるから
また頼むよ!と言って頂けるような
時を重ねることで信頼関係を築けるような設計事務所に
したいということです。
石塚の家は、去年夏に引渡した佐野市S邸
http://ono-architects.air-nifty.com/photos/2/index.html
の
地続きに計画しているS夫妻の御長男家族の住まいです。
事務所を立ち上げて4年。
このような話しを頂けたことにとても感謝しています。
この感謝の気持ちは仕事でキッチリ返したいと思います。
左側が去年竣工したS邸、右側が計画中の建物です。
プレゼンテーションでの一文
<隣り合う建物において、協調性と独立性を
両立した住まいを目指しました>
隣り合う2世帯の建物において、
絶妙な距離感を慎重に検討しプランニングしました。
外観デザインでは、水平ラインを強調した軒先や
アルミ製ルーバー、東南に開けたバルコニーなど
共通項を作ることで協調性を持たせました。
夫婦+子供3人+トイプードル2匹のための住まいです。
打合せには2匹も参加しています。
今週末内覧会を行う藤岡町O邸の植栽工事が完了しました。
↑写真 アプローチ
右側にはすでに紅葉をはじめているシャラの株立ちにサツキツツジ。
左側はガレージとの間にソヨゴの株立ちにフッキソウ(地被)。
玄関建具前にあるヒバの格子戸が”和”のテイストを
演出しています。
↑写真 別棟ガレージ(2台分)+外部収納 奥が住宅
ガレージと住宅の間にヤマモミジや景石があります。
このヤマモミジはガレージ・玄関ポーチ・和室から
眺められるように配置してあります。
11月の後半には真っ赤に紅葉します。
↑写真 中庭
リビング北側で、浴室・予備室(将来の子供室)など
3方向を囲まれている中庭には
常緑樹であるシマトネリコの株立ち+ハツユキカヅラ(地被)を入れて
1年を通して緑を楽しめるようにしました。
木製ルーバー越しにみかも山を眺望できます。
南側の広い前庭は
引渡後、時間を掛けてお施主様が造り込んでいく予定です。
住まいにおいて、植栽は大切な存在です。
生活を豊かにしてくれるし、夏には木陰をつくり、
冬には葉を落として光を届けます。
事務所では、基本設計の段階で
建物だけでなく植栽や外構計画まで提案しています。
それだけ植栽や外構は住まいにとって大切だからです!
後は薪ストーブ(みにくいアヒルの子)を設置すれば
完成です。
内覧会後の数日間も見学可能です。
ご希望の方はご連絡下さい。