材料選定&試作品ー久保町の家ー
久保町の家が大詰めを迎えています。
外部は足場が撤去されて、外構工事が進み
内部は造作工事がもう少しといった感じで、
壁・天井の珪藻土、造作家具・建具工事と進んでいます。
それから植栽計画とカーテンブラインドも打合せ予定ですが、
置き家具のソファーやダイニングチェアは去年のうちに
仕様が決まり、現在製作中です。
すでに取り付いている材料をいくつかご紹介します。
左がケヤキ無垢材の玄関框
右がオーク無垢巾接ぎの階段踏板
玄関框は工務店の社長が特別に選定してくれた一品です。
地杉の耳付材はトイレの手洗いカウンターになります。
工務店の銘木置き場に大切に保管してあったもの
玄関天井に張るレッドシダーです。
一枚一枚表情が違うため現場に並べて
張り順を決めます。
張り上がりはこんな感じです。
無垢材ならではのランダムな感じが
レッドシダーの魅力です。
こちらは杉板型枠のコンクリート打ち放しの
試作品です。
どうしたら杉の板目がきれいにでるか?
目地がピン角になるか?
杉板の仕上げ方・生コンクリートの調合・
コンクリートの打設方法など
少しでも良いものを造ろうとする
職人たちの姿に頭が下がります。
こちらは離れ的な位置にある和室を
南庭から撮影した写真です。
コーナー部分の開口は高さを抑え、
意図的に視線が低い位置に来るようにしました。
この開口には4種類の木製建具が取り付きます。
室内側から障子戸・ガラス戸・網戸・ガラリ戸です。
先日、木製建具の打合せを行い現在製作中。
完成が楽しみです。
久保町の家は、お施主様のご厚意により
3月中旬に内覧会の予定しております。
ご興味のある方は是非お立ち寄り下さい。