リノベーション
一昨年から設計をスタートし、
去年8月から約4ヶ月かけてリノベーションした
築18年 鉄骨造2階建 約65坪の住宅です。
(設計&施工中に一度もブログアップできず反省しています)
リビングとダイニングの間にあった
タタミスペースをなくした約30帖のLDK
部屋が広く開放感があります。
冷暖房時にはリビングとダイニングキッチンを
分けられるように白い引き込み戸を設置
閉じるとこんな感じです。
戸を閉めても光がダイニングキッチンに広がり、
やんちゃな?娘さんにも配慮して、ガラスではなく
和紙調のワーロンプレートを採用しました。
キッチンからリビングをみるとこんな感じです。
写真右側にガラス越しに階段の踊り場が見えます。
階段も鉄骨造で作られていたため、
今回は移動しませんでしたが、
2階へ行く子供の気配を感じられるようにしました。
1階は和室を残してほぼ全面改修。
重量鉄骨造のため比較的自由に改修できました。
将来のことを考え、基本的に引き戸とし収納を多く確保。
2階は狭いトイレを広くした以外は
間仕切壁をいじらず、床〜天井の張替をしました。
そして、屋根・外壁・雨樋・バルコニー防水などを
一通り点検し、必要に箇所を手直し。
屋根からの眺め
屋根越しに佐野女子高校の体育館が見えます。
3月に3年生が卒業すると完全に佐野東高校に移行します。
”佐女高”の名前がなくなるのは少し寂しいかな。
リノベーションやリフォームは新築と比較して
建設費が想定しづらく予算オーバーになることが多いようです。
リノベの目的、予算、費用対効果などを
しっかりまとめておかないと、予算をかけた割りに
満足度の低い空間になってしまうことがありますので
ご注意ください。
事務所ではご要望をヒアリングして、
リノベの目的をはっきりさせてから計画に入ります。
□今回の改修計画概要(設計当初に提出)
・母親が一人で住む鉄骨造2階建・築18年のご実家に
家族3人(夫婦+子)が同居するにあたり
リフォームを計画
・LDKなど使い勝手を考慮し、間取りの変更・
劣化部分の補修・設備機器の入替などを行う
・2階には3室+ウォークインクローゼットがあり、
家族3人の寝室・母親寝室、3ヶ月に1週間程度帰国
する兄の寝室とする
・子供室は将来計画として今は設けない
・将来、母親寝室が1階へ移動することも想定して
1階に母親用の収納を設ける
・外部は18年という築年数を考慮し、劣化部分補修・
漏水対策を行い、外構は基本的に現状維持とする
・内部は光や通風に配慮し、和風モダン系のデザインとする
・断熱・空調・太陽光発電システムなどは、予算に応じて検討する
・将来想定される補修・取替の時期を見据えての計画とする
・リフォーム計画は現況の点検を行い、補修・
交換が必要な部位を調査することから始めるものとする
上記概要の後に、具体的な改修項目の提案と続きます。
現場近くに”佐野で一番古いいもフライの店”
いでい 焼きそば店があります。
この誘惑には勝てません。
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