浴室タイルを探しに
先日、浴室壁のタイルを探しに、
お施主様とタイルのショールームへ行ってきました。
まずは中野坂上にある平田タイル へ。
カタログでリストアップしたタイルを中心に、
現物を確認して候補を3点選びました。
輸入タイルのため、在庫を確認。
在庫限りや納期2〜3ヶ月待ちがなどがあり
注意が必要です。
次は代々木にある名古屋モザイクタイル へ。
社名通り、モザイクタイルを中心にかなりの種類がありました。
打合せや図面を広げるスペースもあり、
時間をかけて検討する環境が整っています。
とても感じの良いタイルがいくつかありましたが
どれも浴室壁への使用がNG・・・。
ユニットバスが多くなり、浴室へ使えるタイルは
少なくなっているのが現状です。
ついでに去年南青山へ移転したヤマギワ の
東京ショールームへ。
ワンフロアのショールームはいくつかの空間に分節され、
各スペースごとに照明器具や家具などが構成され、
イメージしやすくなっています。
今回が3回目のリフォームとなるお施主様。
1回目は約40年前。
お施主様自身で堀商店やヤマギワへ行き、
一つずつハンドルや照明器具を決めたそうです。
2回目は約10年前。
私が独立する直前に担当させていただきました。
そして今回が3回目。
数年前からお話をいただいており、
少し?お待ち頂きましたが現在1期工事を施工中、
暖かくなった頃、浴室の全面改装やバスコートなどの
2期工事を予定しています。
前回のリフォームで前庭に新設した煉瓦積みの
バーベキュースペース+外流しも少し手を加える予定
前回は調整+塗装のみとした木製門扉は
デザインを変えずに新設しました。
メキシコへ、ルイス・バラガンの自邸を見学に行くほど
建築好きなお施主様。
室内には使い込まれた北欧の家具が置かれ、
絵画やオブジェが程よく飾られています。
浴室はユニットバスにすれば、工期も短く
コストも抑えられます。
門扉もアルミ製にすれば世話がありません。
それでもタイルや木製にこだわるお施主様の
期待に答えられるように、
慎重かつ大胆に提案していきたいと考えています。